明治神宮大会組み合わせ決定。

11月13日(土)から5日間の日程で行われる「明治神宮鎮座90年記念・第41回明治神宮大会」(主催:明治神宮・日本学生野球協会)の組み合わせが発表されました。三高は二回戦からの登場で、大会2日目14日(日)午前11時から神宮球場において北海道地区代表の北海と対戦することとなりました。ここを勝ち進むと準決勝が16日(火)、決勝が17日(水)の日程となっています。

【トーナメント表】(日本学生野球協会HP)
今年は、高校の部の使用球場はすべて神宮球場。
入場料は一般席券1,300円、学生券700円。

【出場校の顔ぶれ】
(北海道)北海 16年ぶり3回目
(東北) 東北 3年ぶり13回目
(関東) 浦和学院 初出場
(東京) 日大三 9年ぶり5回目
(北信越)金沢 7年ぶり6回目
(東海) 大垣日大 2年連続2回目
(近畿) 天理 2年ぶり3回目
(中国) 関西 5年ぶり4回目
(四国) 明徳義塾(明徳) 3年ぶり5回目
(九州) 鹿児島実 初出場

【各チームの紹介】(日刊スポーツ:矢島彩さんの「アマ~い野球ノート」)

【優勝への道のり】(雨天順延)
二回戦 11月14日(日)11:00~ VS 北海
準決勝 11月16日(火)11:00~ VS(東北×金沢)×関東地区代表の勝者
決 勝 11月17日(水)10:30~ VS 東海、近畿、中国、四国、九州地区代表のいずれか

【北海高校の勝ちあがり】(道大会)
二回戦 13-1釧路工(5回コールド) 玉熊君、大田君、笠松君の継投
準々決勝 2-1北海道栄 玉熊君完投
準決勝 10-9札幌第一 工藤君、笠松君、大田君、多間君の継投
決 勝 6-2北照 玉熊君完投

北海といえば戦前からの北の名門、元ヤクルト監督の若松さんの母校。夏の甲子園出場回数34回は松商学園に次ぐ全国2位。三高がセンバツ準優勝した翌春の1963年には、北海もセンバツ準優勝を遂げています。今年のエースの玉熊将一投手は、変則的なフォームから低めにボールを集める1年生右腕。道大会準々決勝の北海道栄戦では5安打1失点。決勝の北照戦も6安打2失点と安定感が光った。打線は長打こそ少なかったものの犠打を多用して着実に好機を広げ、3番・銭谷恒毅選手(2年)を中心に集中打で畳みかけるチーム。1日付のスポニチ北海道版によれば、8日には上京し、横浜隼人(9日)、東京学館浦安(11日)と練習試合をこなして大会に臨むそうです。

主催団体のひとつに明治神宮が加わっていることからもわかるように、奉納相撲ならぬ奉納試合といった趣のある明治神宮大会ですが、2000年からは秋の各地区大会の優勝校が出場するようになり、2007年からは優勝校を出した地区に「神宮枠」が与えられるなど、翌春のセンバツの前哨戦といった色合いの濃い大会として注目されるようになってきました。今年の顔ぶれを見ると、いずれ劣らぬ各地区の伝統校揃い。高校野球ファンとしてはそのユニフォームを間近に見られるだけでも嬉しくなってしまいます。

そんな中、我らが三高は果たしてどんな試合を見せてくれるのか。秋季都大会優勝後の横尾君のコメントに「どんな大会でも優勝をめざす」というものがありましたが、日頃の鍛錬の成果を存分に発揮して、悲喜こもごもだったこの一年を見事「優勝」の二文字で締めくくってくれることを祈りたいと思います。


                      必勝!



                  【三高関連本の紹介】
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         『聖地への疾走~夢の向こうに甲子園があった~』
             矢崎良一監修 日刊スポーツ出版社
               定価1680円(本体1600円)

序章 いいチームの定義~志学館高校が応援される理由「お前ら、最高の負け方をしような」--志学館高校・川俣幸一監督(昭和52年度卒・三高OB)
終章 情熱のグラウンド・夏 日大三高、痛みの先に見えたもの「これだけの選手たちを、俺はなんで勝たせてやれなかったかなあ」--日大三高・小倉全由監督など、全8編からなるスポーツドキュメント。

三高の章に関しては、今春刊行された『終わらない夏』の続編といった内容で、大塚組のあとをうけて新たな挑戦を始めた畔上組についても言及されています。川俣さんや小倉監督がノックバットを振る写真がいいんだわ、これが。川俣さんの「お前ら、最高の負け方をしような」という言葉は、大OB関根潤三さんの『1勝2敗の勝者論』にも一脈通じる味わい深い言葉だと思います。